鹿児島県初!女性が輝く先進企業2018を取得
当社はこのたび、内閣府男女共同参画局が主催する平成30年度「女性が輝く先進企業表彰」において「内閣総理大臣表彰」を受賞しました。
「女性が輝く先進企業表彰」は、女性が活躍できる職場環境の整備を推進するため、役員・管理職への女性の登用に関する方針、取り組み及び実績と、それらの情報開示において顕著な功績があった企業を表彰するもので、「女性が輝く社会」の実現に寄与することを目的としています。鹿児島県では当社が初めての受賞となります。
受賞の言葉と取り組みの紹介 [473KB]
鹿児島県初! 女性活躍推進法に基づく認定制度「えるぼし」最高評価を取得
当社は、9月30日、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(以下、女性活躍推進法)」に基づく厚生労働大臣認定制度で、最高評価『えるぼし「3段階目」』を取得しました。
本認定制度は、2016年4月1日から施行された「女性活躍推進法」に基づき、厚生労働大臣が女性活躍推進に関する取り組みの実施状況等が優良な企業を認定するものです。「えるぼし」という言葉には、女性への「エール」と、そんな輝く女性が増えていくようにとの願いが込められています。鹿児島県の企業としては第1号の取得となります。
次世代育成支援対策推進法に基づき、雇用環境の整備等にかかる行動計画を策定し、その計画に定めた目標を達成した企業に対して、各都道府県の労働局長が認定をするという制度です。
当社は、平成17年4月~平成21年3月までの行動計画を策定ならびに達成し、平成21年5月11日に鹿児島労働局長から認定を受けております。
女性社員から見た新日本科学
女性が職場において十分な能力を発揮するために必要なものが何か、現場の声を吸い上げることができる仕組みとして「働くなでしこ委員会」を発足(平成26年7月)、女性活躍のための取り組みを推進し、保育料補助制度や半日有給休暇制度の導入(現在は2時間ごと)など、委員会から出された意見に基づいた具体的な制度が制定されています。
また、管理職登用後のフォローアップとして、事業部長や部長との定期面談を実施しており、管理職と能力が十運活かせるようなサポート体制を整えています。
その結果、女性管理職比率は24.6%(2018年)まで増え、2017年には当社初の女性役員が誕生しました。
さらに女性採用比率は56.7%(2018年)と増え続けています。
新日本科学で働くパパ、ママの声
新日本科学で働く社員が日ごろ感じている、職場の雰囲気や、産休・育休などのサポート体制について、経験のある管理職の3名にインタビューしました。
座談会メンバー
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安全性研究所
安全性評価一部H.U.さん
1999年入社、子供2人 -
安全性研究所
運営管理部 品質管理室Y.N.さん
2000年入社、子供3人 -
安全性研究所
分析研究部A.S.さん
2001年入社、子供1人 -
安全性研究所 運営管理部
資料管理室M.W.さん
2001年入社、子供3人
女性が安定して会社に勤めるには出産や育児に対する会社のサポートや職場の理解が必要だと思います。
新日本科学のサポート体制や職場の理解についてはどう感じていますか?
まず何より会社に託児所があるということが大変有難いです。私は子供が一歳になったときに復職しましたが、職場のすぐ近くに託児所があり、既に利用している職場の同僚も多くいましたので、あまり不安を抱くこともなく仕事に復帰できました。急な発熱のときもすぐに顔色を見に行けますし、自然に囲まれた託児所で四季折々のものに触れながら楽しそうに過ごす子供をみていると本当に恵まれた環境にあると思います。
そうですよね。女性が働きやすい環境の一つとして、育児と仕事の両立が出来る環境にあるかということが重要になってきていると思います。会社内に託児所があるので、私自身も子供の急な発熱などに、直ぐに対応出来ました。
私も会社の託児所があったので、保育園を探す手間もなかったですし、子供と離れることが寂しくて仕方なかったのですが、一緒に出勤して一緒に帰ることができる、そして仕事中は近くにいられるという安心感がありました。
産休に入る前も、必要な手続きや復職の時期等について丁寧なガイダンスがあり、復職してからは1/2日有給休暇を利用して、子供の行事などに参加できる制度があるので、女性にとってまさに働きやすい職場といえると思います。
私は3人の子供がいますが、1人目の妊娠の時には、正直とても不安がありました。今抱えている仕事がどうなるのか、自分は子供を抱えて仕事ができるのか。でも、周りには先輩ママがたくさんいて、アドバイスや協力をもらうことができました。実際、産休に入る前には、私の後任者もすぐに決まり、スムーズに引き継ぐことができましたし、復職の時にも、同じ内容の仕事にスッと戻ることができました。復職してからも、子供が小さい時には、すぐに熱が出たりしちゃうのですが、周りの社員たちが、早く帰ったほうがいいよ、と声をかけてくれますし、1/2日や1/4日有給休暇もとれますので、お任せして帰っちゃうこともよくありました。このような環境でしたので、妊娠して子供を産んでも仕事が続けられると安心できましたから、2人目、3人目と次々に子供を持つことができました。
1/2日や1/4日有給休暇制度が導入されてから、子供を持つ親達も臨機応変に動きやすくなりましたよね。また社風として育児をする親を応援する上司の理解度が高い感じがします。私は小学生の子供2人と幼稚園の子供がいるのですが、学校行事や部活関係の係や話し合いなどで一時的に会社を抜け出さないといけない場合などは、同社で勤めている妻が1/2日や1/4日有給休暇を使って業務と学校行事を遂行しているのを見て、時間に無駄がない行動をしているなぁと感心しています。また、子供が病気になった時などは、私と妻とで1/2日有給休暇を使い、午前は妻で午後は私が子供の看病をしたこともありましたね。どうしても会社を休めない時だったので夫婦で協働し、有給をやりくりして仕事と家庭を両立させています。
新日本託児所 キラキラ
率直にお聞きします。
復帰して良かったですか?
復帰して良かったと思います。子育てをしながら自身のキャリアプランが描ける職場なので、どちらもやりがいを感じながら、充実した日々を過ごせていると思います。職場の上司や同僚からも「早く帰ってあげなさい」と声を掛けて頂き、そのひと声が、とても有難く感じますし、頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
そうですよね。子供の誕生日や、結婚記念日などの人に対して「早く帰りなよ」などの声かけをしているのをよく見ます。多分、自分だったら周囲に声をかけてもらいたいなど、社内でそういうプライベートを大切にしたいという意識が周囲への声掛けになっているのでしょうね。
私も復職してよかったです。実は、私は、3人目の育児休暇終了の復職時に部署を異動しています。復職時は産休前と同じ部署で同じ仕事に復職したのですが、何かを始めたり変えたりするいい機会だと思い、数日後に思い切って部署を異動しました。たまたま募集していた部署があってタイミングがよかったのですが、今ではそれがキャリアアップのきっかけになったと思っています。その後、また別の部署に今度は兼務という形ですぐに異動があったのですが、どこの部署にもお子さんをもつパパ、ママはいますので、どこでも皆さん協力的でした。ただ、甘えてばかりでも申し訳ないですので、子供がいつ熱を出したとしても、皆さんにご迷惑をかけることを最小限にしたいということから、仕事を常に早めに終わらせる、スケジューリングをしっかりするという、個人的な責任は常に頭に入れて仕事をしています。
ただ恵まれた環境にあるといってもやはり家族の協力は欠かせないですよね。子供の体調不良のときや、出張などの際にいつもサポートしてくれる家族には本当に感謝しています。
私も家事は微力ながら手伝っていますよ。平日は洗濯と夕食の食器洗いとかですね。休日は基本的に私が食事を作ります。妻は毎日仕事に家事育児をしていますから、少しでも休んでもらえれば。
最後に新日本科学に興味を持ってくれている方へ一言!
新日本科学は女性が輝く先進企業表彰を2018年に頂きました。現在、男女比率は1:1で、半数が女性ということもあり、今後も女性が活躍しやすい環境や仕組みが出来ていくものと思います。男性社員も女性社員が活躍している姿を見ていい刺激になり、仕事や家庭についての思考性が柔軟化されてきている感じを受けます。ダイバーシティが進む中、女性が活躍出来る基盤を創り、これから入社される皆さんとともに世界に通用する職場環境の推進を行って行きたいです。
新薬を待っている患者の皆さんの一助となって、少しでも早く開発が進むようにするためには、私たちに何ができるか考え、日々成長しながら仕事に向き合っています。責任ある仕事ですので楽ではないと思いますが、やりがいがありますし、何よりも男性にとっても女性にとってもとても働きやすい職場です。病理分野、臨床検査分野、理化学系分野、様々な分野の仕事がありますので、自分にあった仕事を模索しながら業務に携わることもできます。これから入社される可能性をたくさん持っている方々と、一緒に働けることを楽しみにしています。
新日本科学は女性が活躍できる会社だと思います。ライフイベントにあまり左右されずにキャリアプランを描けることは大きな魅力です。やる気や向上心があれば成長し続けていける職場なので、男性、女性問わず情熱を持った方に多く来て頂きたいと思いますし、そんな方たちに会社の魅力を感じてもらえるよう、私も日々成長していきたいと思っています。