








新型コロナウイルス感染予防対策
- すべての社員は、出社前に体温測定と自己健康観察を実施し、体温が37.0度以上や疑わしい症状がある場合は、出社せず、上司と健康管理課に報告する。本運用を2020年3月から開始し、8月末現在 本人発生116名、同居者発生168名の報告があり、個別に対応(自宅待機、出社可、病院での診察等)を指示した。なお、PCR陽性者の発生はない。
体調不良時の報告方法
入力ツール | Googleアンケート |
入力URL | 本人発生時と本人以外(同居家族)発生時に分けた上で、発生時と発生翌日以降のURLを設定 |
入力方法 | 出社許可連絡があるまでは、朝・昼・夕の体温データ、自覚症状データなどの必要な情報を毎日入力。(土日、祝日含む) |
入力期限 | 翌日の午前9:00まで |
- 毎日午後5時前後(土日祝を含む)に、社員の健康状況について健康管理課の保健師から同課の常勤医師に報告。報告を受けた医師は、自宅待機/出社可/病院での診察など、個別に判断する。出社許可が出るまでは、社内の対応フローに基づき、自宅待機と健康観察を継続する。また、同居家族に発熱や体調不良者が生じた際も同様の対応とする。(下記、COVID-19 感染対応フロー参照)
- すべての社員は勤務中および外出時、常時マスクを着用し、頻回の手洗い、手指消毒、うがいを実施する。
- 社内の居室エリアや実験室入室エリアに、高性能の空気清浄機(次亜塩素酸水空間除菌脱臭装置、オゾン発生装置)ならびに手指消毒剤を設置する。
- 社内居室エリアの換気を徹底する。
オゾン発生装置
次亜塩素酸水空間除菌脱臭装置
- 社外会議、学会及び顧客訪問等は可能な限り行わず、テレビ会議、Web会議、電話などのツールを利用して代替する。
- 勤務場所においては、部署を2~3つの小チームに分けて、接触を可能な限り避け、事業継続できる体制を整備している。
社内居室エリア1
社内居室エリア2
アクリル板を設置した会議室
- 「次亜塩素酸水消毒液(ハイクロソフト水)生成装置」を3台購入設置し、社内にて大量生成する体制を整えている。社員は自宅から容器を持参し、ハイクロソフト水を自由に持ち帰ることができる。
ハイクロソフト水生成装置
ハイクロソフト水保存用遮光タンク
- 公共交通機関を利用する場合は、時差出勤など密にならないように工夫をしている。
- リモートワークを推進している。
- 三密を避けた感染防止行動を徹底している。(プライベートも含め)
注意喚起ポスター
- 来客者は、『施設入室申請書』を記載し、マスク着用、手指消毒にご協力いただいている。
COVID-19感染予防に関する社員への周知
- 2020年1月16日:1/15の国内発生を受け、1/16に全社員へ感染予防対策の具体的な方法を周知
- 1月22日:中国出張原則禁止
- 2月3日:健康管理課医師からCOVID-19感染状況について周知
- 2月17日:健康管理課医師からCOVID-19感染防止について周知(マスク着用,手指消毒、うがい、消毒液について)
- 2月18日:COVID-19感染予防対策と発生時の相談センター周知
- 2月18日:経営理念会議において、COVID-19感染について情報共有
- 2月25日:社内における標準的基準、対応について周知
- 2月26日:プライベートで使用する布マスク販売(2000枚販売)
- 2月28日:新型コロナ市民向け感染予防ハンドブックの紹介
- 3月2日:学校の臨時休校時の勤務対応についてお知らせ(テレワークの推奨)
- 3月6日:COVID-19感染(疑い)時のフローを周知
- 3月9日:健康管理課医師からCOVID-19感染防止について周知(3密防止)
- 3月16日:健康管理課医師からCOVID-19感染防止について周知(消耗品の確保、3密防止、マスク着用、消毒の徹底)
- 3月23日:海外渡航原則禁止、全職員マスク着用周知
- 3月23日:健康管理課医師からCOVID-19感染防止について周知(マスク着用、消毒の徹底、体調に異変を感じたら、自宅に待機し、健康管理課の保健師に報告すること)
- 3月24日:経営理念会議において、マスクと手指消毒、換気の徹底について周知
- 4月17日:県外(居住地区外)への移動禁止、感染予防対策の徹底周知
- 4月21日:COVID-19感染(疑い)時の対応フロー改訂版アナウンス
- 4月21日:経営理念会議において、感染防止を目的としたモバイル打刻の開始、食堂閉鎖。発熱報告手順フローについて周知徹底
- 5月18日:勤務体制、出張、会食、会議などの会社方針アナウンス
- 5月19日:経営理念会議において、第2波に備えたマスク・防護服など消耗品の確保。ハイクロソフト水、テレワークの推移などについて周知
- 6月18日:経営理念会議において、手洗い消毒マスク着用の徹底を周知
- 6月29日:勤務体制、出張、会食、会議などの会社方針アナウンス
- 7月20日:健康管理課医師から、東京と鹿児島の感染者増加。マスク着用。県外移動と会食のリスクについて周知(動画配信)
- 7月28日:県外移動届、県外来訪者届(イントラ申請)について周知
- 8月11日:同居家族の県外移動届(イントラ申請)について周知
- 8月13日:健康管理課医師から、県外移動届出について、マスク着用、密を避ける。うがい薬配布について周知
- 9月2日:新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)を全社員に導入するよう強く要請
- 9月3日:7月から運用を開始した県外移動届、同居家族の県外移動届、県外からの来訪届申請時に、移動対象者のスマートフォンに新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)がインストールされていることを移動申請を承認するための必須要件とした
COVID-19感染予防対策 健康診断への取組み
社員健診を実施しており、加入保険者の契約医療機関に来社いただいております。
健康管理課は、COVID-19感染予防対策を医療機関と十分検討し、下記対策を講じた上で実施いたしました。
- 医療機関スタッフの方々には、健康状態確認書にて問題が無いことを確認した上で従事いただく。
- 受診者も発熱がなく、健康状態に問題が無いことを確認した上で受診させる。
- 医療機関スタッフも受診者も手指消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンスを徹底する。
- 接触感染防止対策として、健診会場内への入退出時、受診者が直接触れるメジャーなどは80%アルコールで、その都度消毒を徹底する。
- 受付・問診・血圧測定などの対面で行う検査は、スタッフと受診者の間にシールドを設置する。
- 会場内は換気のために両側の窓を開放する。
- 順番を待つ間は椅子を置かず、立位で待機させる。
- 密にならないように、受診時間を事前に割り振りして対応する。
外部講師による講演会
日時:2020年 8月 25日(火)15:30~17:00(1時間の講演後,質疑応答)
演題:新型コロナウイルスとの向き合い方
演者:近畿大学大学院医学研究科長/近畿大学医学部教授
宮澤 正顯(ミヤザワ マサアキ)先生
演者経歴:https://research.kindai.ac.jp/profile/ja.7646fc5807eb7c68.html